⑨チャンスを勝ち取るために~盧 逵錫(3年 教育学部)~

部員ブログ

~部員ブログ⑨~

『チャンスを勝ち取るために』

あんにょんはしんみか!
教育学部 教育学科 3年 ロ キュソです!

自分は最近大きな手術を無事に終え、今は復帰に向けたリハビリとチームのサポートに専念しています。

部員ブログを書いてほしいという依頼に最初は乗り気では無かったですが、怪我でサッカーができない今だからこそ、自分のサッカーに対する姿勢や想いを見つめなおすべきと思ったので、書くことにしました。
このブログを通して少しでも多くの皆さんに、自信、希望、力を与えられればと思います。

自分が大学2年生の頃の経験について、少しだけお話しさせていただきます。

昨年は4月ごろから世界中に被害をもたらしている新型コロナウイルスの影響で、朝鮮大サッカー部は集まれないまま、オンライントレーニングという形で活動を開始しました。
自分は、いつかトレーニングが正常にできるようになった時に最高のパフォーマンスをするため、そして、トップチームに上がって試合に出るために欠かさず自主練をしていました。

そんな中で行われた全体ミーティングでは、先に大学に集まり練習を再開する選抜メンバーが発表されました。そこに自分の名前はありませんでした。

自粛前までずっとBチームでプレーしていたので、当然と言えば当然の結果なんです。けれども、同期の子が選ばれているのもあって、あの時は本当に悔しかったですね。

数週間ほど遅れてBチームは合流しましたが、やはり先に帰ってきたメンバーとのコンディションの差は大きく、Aチームへの昇格はそう簡単にはできないことを痛感しました。

Bチームのトレーニングを指導してくれたのは、1年生の頃からお世話になっているコーチでした。コーチは入部当初、全てにおいて大学サッカーのレベルに達していない下手くそな自分に、ボランチの動きやプレーを一から教えてくださった方です。
コーチの練習は頭を使う練習が多くてなかなか難しいんですが、必死に食らい付き練習した結果、1年生の頃はアイリーグ(Bチームの公式戦)に出ることができました。そんな選手としても指導者としても尊敬する方なので心強かったです。

Aチームに昇格して都リーグの舞台に立つため、日頃の練習には高い目的意識を持って臨みました。一緒に練習していた子がAチームに昇格したり、新しく後輩たちが入ってきたり、不安や焦りが増していく日々でした。
けれども、いつか自分に巡ってきた数少ないチャンスを必ず自分のものにするために、そして自分の目標を達成するために、常に最高のパフォーマンスをできるように準備をしていました。

そしたら、本当にチャンスが回ってきたんですよ。

シーズンの最中にAチームで怪我人が続出してしまい、ボランチの選手が足りなくなったんです。そこに監督は、自分を選んでくださいました。都リーグの舞台に立ちたかった自分にとってこれ以上ないチャンスでした。

その時の自分はというと、あんなに万全の準備をしてようやく掴み取ったチャンスを前にして、緊張とプレッシャーでもう精神的にヤバかったです。
しかも怪我をしてポジションを空けた選手っていうのは、キャプテンだったんです。つまり、自分はキャプテンの代わりにスタメンで出ることになったんです。
しかも相手が國學院大学(グループ首位)っていうのがまたすごい重圧でした。

試合当日は緊張とプレッシャーが大きすぎて、自分がどんなプレーをしたのかあんまり覚えてないです。けど、このチャンスを掴み取るためにしっかりと準備をしていたおかげで、なんとなく貢献できたのではないかという手応えを感じていました。
それでも試合は0-0で引き分けでした。チームを勝たせるボランチになりたいと、強く思ったデビュー戦でした。

結果的に都リーグの舞台に立てたのはその1試合だけでした。それでも、自分に大きな自信を与えてくれた大切な経験でした。

「普段からやるべきことに取り組み、万全の準備をしていれば、運が巡ってきた時につかみとれる。」

これは、自分が尊敬する長谷部誠選手の言葉です。

もしも自分が高い目的意識もなく、ただただ練習を取り組んでいたら、間違いなく都リーグの舞台には1秒も立てなかったです。

常にいつ転がってくるかわからないチャンスを自分のものにできるように、心も体も準備しておくことの大切さを実感しました。

今回自分はサッカーを通してこういった経験をできましたが、これはサッカーだけではなく、全てのことにおいて同じだと思います。
皆さんも”自分には運がなかった”と思ったことがあると思います。けどそれは、自分のチャンスを引きつけるための努力が足りなかったり、どこかで回ってきた小さなチャンスを知らない間に逃してしまっているのかもしれません。
夢や目標に対して常に真剣に向き合い、ただそれだけを見つめて万全の準備をしておくことが、そのチャンスを掴み取るための唯一の手段だと思います。

リハビリが長引きそうなので復帰はだいぶ遅れるかもしれません。それでも、また都リーグの舞台に立つために、そのチャンスを確実に自分のものにするために、これからも練習に励みます!
サッカーだけではなく、自分の身の回りの全てのことに対してそういった姿勢を忘れずに、色々な経験をしながら成長していきたいと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました!これからの自分の活躍と朝鮮大サッカー部の躍進にご期待ください!

항상준비!!!

選手紹介

名前:盧逵錫(ロ キュソ)
誕生日:2000年8月31日(3年)
学部:教育学部
出身校:神奈川朝鮮中高
ポジション:MF
好きな言葉:ひとりでは何もできないが、ひとりが言い出さなくては始まらない。
好きな選手:グティ
一言:リハビリ頑張ります!