アンニョンハシムニカ!
学生コーチとして活動している体育学部3年の金基佑(キム・キウ)です!
今回ブログを書くことになりました。よろしくお願いします!


まずは、学生コーチになったきっかけからお話しします。
私のサッカー人生は3歳から始まりました。物心がついた頃からサッカーだけの毎日でした。
それが大学に入ってすぐ怪我をしてしまい、本当に悩みましたが選手を引退する決断をしました。それでもサッカーを続けたい。何かしらサッカーに関わりたい、という気持ちから指導者の道を選んで、新しいサッカー人生をスタートしました。
ここからは、10月13日に行われた한마음フェスティバルについてのお話をします。

このフェスティバルは「同胞、学生がサッカーでつながる1日を共創する」をテーマにサッカー部で企画し、それを2024シーズンのリーグ戦最終節のタイミングで行った行事です。
私自身は今まで、こういう行事にはいつもお客さんとして参加してきました。それに対して何か違和感は感じつつも、行動を起こせていませんでした。それを打開しよう。何か1つ成し遂げよう。という思いから、自分で直訴し今回朝大3年生が出す売店を任せてもらいました。
何から手をつければいいのか、何一つわからない状態からのスタートでした。自分なりに動きながら業務スーパーを何回も何回も往復したり、夜遅くまで計算したり、考えたり…ここまで大きい規模で出すのは初めてだったので、色々と大変でした。
そんな時に助けて手伝ってくれるトンム達、同胞達の力があり、なんとかやり遂げることができました。完売まではいきませんでしたが、販売利益で関東圏の朝鮮学校初級部にサッカーボールをプレゼントすることができました。そして、何より当日お越しくださった約600人の同胞たちに元気を与えられたと思います!

同時に、私の考え方に変化がありました。
今までは、「誰かのために頑張ろう」「何かのためにやろう」という、漠然とした目的がありました。
しかし今回は、とりあえず自分ができる事を全力を尽くしてやってみよう。「とりあえずやる!」という「具体的な行動」に示す事だけを考えて、色々とチャレンジしました。そうすると、助けてくれて、手伝ってくれる人たちが自然と近くに来てくれましたし、「ありがとう。お疲れ様。」と言ってくれる人々がいました。そこで自分は、「この人たちのためにやって来てたんだな」、「身近にこんなに喜んでくれる人がいるのか」という新しい感覚を覚えたのです。
漠然と、見えない「何か」、「誰か」に向かって進む事しか出来なかった自分が、具体的な行動を起こし、とにかくやってみてわかったこと。それは、行動を起こすことによって小さいながらも身近な人に影響を与え、それを続けることによって見えない「誰か」にも届けられるという事。そこに私は喜びや幸せ、自信を得ることができました。
大きな目的・目標を掲げて、行動するのももちろん重要です。しかし、それだけじゃなく、小さなものでも何か一つ行動してみてこそ見えてくる結果というのが積み重なり、目的・目標を達成しそれ以上のものも得られるんだなと感じましたし、すごく良い経験ができた한마음フェスティバルでした。
これからも私たちサッカー部は「同胞達に力と勇気を、後輩達に夢と希望を」というスローガンを胸に日々の練習や試合から真剣に取り組み、1人でも多くの方に関心を持って応援していただけるようなチームを目指し、選手スタッフ全員で前進していきます!


長い文章ですが最後まで読んでいただきありがとうございます。今後とも応援よろしくお願いします!
名前:金基佑(キム キウ)
誕生日:2003年11月19日
学部:体育学部
出身校:大阪朝鮮中高級学校
ポジション:MF(現学生コーチ)
好きな言葉:「やったらええねん」
好きな選手:イニエスタ
一言:간또승격하겠습니다!(関東昇格します!)