⑭コロナ事態〜李 俊羽(2年 政治経済学部)〜

部員ブログ

アンニョンハシンニカ!
今回部員ブログを書かせていただくことになりました!
政治経済学部 政治経済学科 2年の リ ジュヌ です!
よろしくお願いします!

自分は去年コロナの影響により9月に入学、入寮しました。
去年一年間は、大学生活、朝大サッカー生活を十分に送れませんでした。
ですが、その期間を乗り越え、今では素晴らしい仲間、先輩、監督、コーチ、色々な方たちと出会え、日々を意義深く過ごしています。
今日はそのコロナによる自粛期間時の悩みや、それを乗り越えた経験について書きたいと思います!

去年の2020年、自身の大学生活はリモート授業から始まりました。
当初は5月に入学、入寮との伝達があり、その時は大学の寮生活にも不安があったため、リモートでの自宅生活にホッとしたりしました。
ですが、5月になってもコロナ事態はおさまらず、さらにコロナは流行していき、コロナ事態の終息の目処も立たず、それにより当初5月を予定していた入学式も9月まで延期されました。
4月入寮を覚悟し、次に5月入寮を覚悟して生活していた自分にとって、9月入寮の伝達は、自分のモチベーションを全て連れ去ってしまいました。
リモート授業といった学習の意欲は全て失ってしまい、リモートで朝青運動をする意味のわからず、なおさらサッカーを続ける意欲も、どんどん太る自分の体を見るたびに無くなっていきました。

「もう大学に行かず就職でもしようかな…」
「今更朝大に行ったところで…」
「こんな体で大学サッカーなんて出来るものか…」
「もう全てやめてしまおう…」

自分はすっかり精神的に病んでしまいました。

そんな中始まった朝大サッカー部のオンライントレーニング。
2つの組に分かれ、それぞれ朝と夕方にタバタトレーニングを行いました。
案の定そのトレーニングにもついて行けず、自分で走り込みをするも体力は戻らず、危機感と同時に絶望感を感じました。
サッカー部をやめてしまおうか本気で悩んだ日々。
ですが、やめる勇気も出ず、やるからには、つべこべ言わず「いいからやれ!」と自分に言い聞かせ、なんとか個人練習をしていました。
そこから自分の母校である愛知朝高、愛知サッカー団の練習に出て、朝高の遠征にも一緒に行き、それでも努力を重ねました。
今考えると、その頃に朝高の練習に出て、自分の高校時代の恩師である朝高サッカー部の監督に言われた言葉が、自分を取り戻したターニングポイントでした。
「自分を信じて、腐らず地道にやり続ければ、必ずその努力は実る。」
その言葉があったおかげで自分を見失わず、コロナにも負けず努力出来ることが出来ました。

9月になり予定通り入寮し、サッカー部の練習にも本格的に合流することに。
体もデブで、体力も戻らず、不安、危機感を持ちながら参加した初練習でしたが、朝大サッカー部の監督、コーチ、先輩、仲間たちは暖かく迎え入れてくれました。
その時怪我をしていて、学生トレーナーの役割をしていた4年の先輩は、デブで体力も十分にも戻っていない自分を気遣ってくれて、復帰出来るようにしっかり看てくれました。
一週間の復帰メニューをこなし、多くの方達の支えのおかげで、体力も戻り、大学サッカーをスタートすることが出来ました。

今自分はBチームでプレーをし、Iリーグを戦っています!
今では隣に先輩がいて、監督、コーチが、そして、素晴らしい仲間達がいます!
コロナ期間と言うブランクを乗り越えて、今ではそこで培った経験を糧に、意義深い日々、仲間達とプレーする楽しくて、濃い日々を過ごしています!
そんな日々を送れることができるようになったのは、まさに、挫けそうになった時、それでも自分を信じ、やり続けたからだと思います!
これから、もっともっと辛いことや、壁にぶち当たると思いますが、そういう時ほど、自分を信じ、腐らず地道に努力することを忘れず、難関を乗り越えて行きます!

長々と最後までお付き合いいただきありがとうございました!
未だに終息しないコロナ事態ですが、こんな状況でこそ生み出せる何かがあるし、環境、条件を言い訳にせず、勝ち取れるものがあると思います!
こんな時こそ気持ちを一つにし、一つずつ前進していきましょう!
そして、自身の戦うiリーグで皆様に勝利という報告を出来るように、日々努力していきます!
これからも朝大サッカー部をよろしくお願いします!

選手紹介
名前:李 俊羽(リ ジュヌ)
誕生日:2001年6月6日
学部:政治経済学部
出身校:愛知朝鮮高校
ポジション:CB
好きな言葉:一心団結
好きな選手:李舜
一言:勝利の報告を出来るように日々努力していきます!