2023部員ブログ③「支え」呉允新(3年・政治経済学部)

部員ブログ

アンニョンハシムニカ。政治経済学部 3年呉允新(オユンシン)です。

今回のブログでは《支え》について書こうと思います。

私は初級部の頃からサッカーを始めたのですが当時、サッカーは全く好きではなく、きつい練習や暑い夏をどのようにやり過ごすかを考えていました。ですが、次第にうまくなっていく過程を通してサッカーを好きになっていきます。サッカーが好きだと断言できるようになったのは5年生くらいの頃だと思います。そこからはとんとん拍子で中学2年生の頃に中央大会準優勝を経験したり、高校3年生の頃に選手権の県予選で18年ぶりにベスト8まで勝ち上がったり、紆余曲折を経て朝鮮学校特有のバチバチサッカーにマッチする猪系プレイヤー(球際の強さとスプリントが強み)へと成長しました。そして私の憧れでもあった朝鮮大サッカー部に入部し、周りに自分より上手い人しかいない環境に幸せを感じながらサッカーをしていました。しかし、私の順風満帆なサッカー生活も終わりを告げます。

それは大学1年生の夏休みに左膝前十字靭帯を断裂する大けがを負ったことです。この怪我は受傷すると手術、そして10か月~1年のリハビリ期間を要する厄介な怪我です。今まで大けがをしたことがなかった私は宣告されたときかなりショックを受けたことを今でも鮮明に覚えています。この時点ではサッカーをやめる気は一切なく復帰してまた活躍してやるという気持ちがありました。わけあって手術は12月に行いリハビリ生活がスタートしました。最初は脚が全く動かず、競技復帰することができるかという不安でいっぱいでした。ですが時間が経つにつれ脚も動くようになり競技復帰の希望が見えてきました。そして迎えた術後7か月頃、普通なら復帰するにはとても早いのですが、日に日に成長していく同級生と自分の間に大きな差が開き、焦燥に駆られ復帰を決断してしまいます。そして案の定、前十字靭帯は断裂します(笑)。膝から鳴るゴリゴリという音が自分のサッカー人生終了のお知らせだと覚悟しました。2度目の手術を終えたころにはサッカー部もやめようと思っていました。

そんな精神的に参ってサッカー部をやめようかと迷っている私を支えてくれたのが同じ怪我を経験した曺昌穆(チョチャンモ)トンム(こいつはこの後すぐサッカー部をやめました)と呉太陽(オテヤン)主将でした。その2人だけでなく家族は迷惑と思うどころか毎日応援してくれましたし、祖父は毎回歩けない自分を遠い病院まで送ってくれました。高校時代のソンセンニム、同級生のトンム達には相談も聞いてもらい本当に励みになり人生の糧になったと自負しています。私は色んな人の支えがあってここまで成長できたのだなと改めて実感しました。そしてつい先日、色んな人の支えがあってついに2年ぶりの完全復帰を果たすことができました。膝を気にしながらのプレーは中々しんどいものですが支えてくれた人達のためにも一分一秒、一つ一つのプレーを無駄にせず着実に怪我前のコンディションを取り戻していきます。

呉太陽主将(写真右)と。

自分は今朝鮮大サッカー部の応援団長を任されていますが来シーズンは自分がピッチの上に立ち在日同胞社会に力と勇気を、後輩たちに夢と希望を与える存在になりたいです。皆さんもサッカー部の応援に来たときは気持ちを一つにして応援しましょう!

選手紹介

名前:呉允新(オユンシン)
誕生日:2003年3月8日
学部:政治経済学部
出身校:神戸朝鮮高級学校
ポジション:任せられたポジションで全力でプレーします
好きな言葉:「오늘을 위한 오늘에 살지말고 래일을 위한 오늘에 살자」
好きな選手:ムサディアビ
一言:来シーズンは怪我なしでプレーします!