~部員ブログ⑥~2020/5/11
『慢心の塊』
今回、朝鮮大学校部員ブログを担当する政治経済学部4年パクセジです。
拙い文章ですが一生懸命書きますので、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
ブログを書くにあたり、自分の中でこの2年間を振り返ってみた。
そこで感じた想いを包み隠さず話そうと思う。
入部当初、自分は生意気で下手な奴だった。
無駄に尖っていて、ピッチの中でも外でもよくさぼる。それなのに自信だけはあるというまさしく天狗だった。
今だから分かるが、同級生には本当に迷惑をかけたと思う。面と向かっては恥ずかしいから、ここで謝りたい。ごめん。
しかも、それは2年生になっても変わらなかった。運よくAチームに上がって、リーグ戦にも出させてもらったが、努力をほとんどしないので、ずーっと途中出場止まりだった。今思えば、なぜ試合に出れないのかは明白だが、その時の自分は、いつかは先発で出れるようになるはずだと、謎の希望を持っていた。大バカ者だ
そんなこんなで、あっけなく2年生も終わり、今年の新チームが始まった。
ここで大きな転機が訪れる。
3年になり同級生も試合に出る中、自分に与えられた場所はBチームの一番下だった。
最初はAなんてすぐに上がれるだろうと思っていたが、1月,2月,3月と時が経つにつれ、居場所は変わることなく、段々と、焦りと虚無感が襲ってきた。最初は意欲的だった練習にも身が入らなくなってきた。怒りに身を任せサッカー部を辞めてやろうかとも思った。
そんな時、踏みとどまらせてくれたのは、仲のいい先輩、同級生達だった。何気ない一言一言が重かった気持ちを軽くしてくれて、自分を見つめ直すきっかけにもなった。
ここで個人名を上げるのは、プライバシー上避けるが、その人たちには心から感謝している。
そして、伸びきった鼻を折ってくれて、まっさらな状態に戻してくれた監督やコーチ達にも心から感謝している。
サッカー人生15年目にして、「努力の大切さ」こんなベタで小さなことに気づいた自分は遅すぎるかもしれない。しかし、自分の中では大きな変化だ思っている。
サッカー部三年目にしてゼロからのスタート。もしかしたら誘惑に負け、また慢心してしまうかもしれない。しかし、この悔しさを心に秘めている限りは何度でも立ち上がり、いつか必ず関東リーグ昇格の原動力となることをここに約束します。
そして、このブログを読んでくださっている皆さん。今はコロナで厳しい状況ですが、リーグが再開したら。必ず朝鮮大学校サッカー部は皆さんに勇気と元気を届けるプレーをお見せするので、応援よろしくお願いします!共に闘いましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。次の部員ブログも楽しみにお待ち下さい!
選手紹介
名前:朴世智(パクセジ)
誕生日:1999年4月4日(4年)
学部:政治経済学部
出身クラブ:URAL.SD(スペイン)
ポジション:FW
好きな言葉:雲の向こうはいつも青空
好きな選手:ベンゼマ