~部員ブログ②~2020/3/23
僕は幼稚園からサッカーを始めて、今までずっとウリハッキョでサッカーをしてきた。
小学校から中学生までは正直特になにも思わずにただサッカーが好きやから、上手くなりたいからサッカーをしていたという感じだった。
そして中学から高校に進学するタイミングで僕は日本学校に進学しようとしていた
その理由はシンプルで、小さい頃からの夢やった選手権全国大会に出るため。
上手い選手ばかりの環境でチャレンジして、全国大会に出たいっていう夢を叶えるため。
その夢を叶えるには正直ウリハッキョでは無理
サッカー強い日本学校に行かな絶対叶えられへんって自分の中で決めつけてた
そうゆうださい自分を正しい方向に導いてくれたのは、紛れもなくずっと一緒におるトンムたち、ソンセンニンたちでした
「一緒に神戸朝高行こう」
「神戸朝高でサッカーしよう」
こう言ってくれた人は覚えていないかもしれないけど、自分はハッキリ覚えてる
自分にとってすごいありがたい言葉やったし、ここまで自分を想ってくれるトンムたちや先生たちはぜったいウリハッキョにしかいない
ウリハッキョ、神戸朝高で全国大会にでたい
自分はそう思うようになってた
ウリハッキョで全国大会に出るのはほんまに難しくて厳しいってゆうのもわかってたし、日本学校に比べて出れる可能性が低いってゆうのももちろんわかってた
なぜなら、日本学校みたいにみんながみんなサッカーをするためにウリハッキョに来てないし、サッカーをやってる理由、目標、夢が各々違うから
けど、もしウリハッキョで全国大会に出れたら、どれだけの同胞たちが喜んでくれるのか
たくさんの同胞たちに、サッカーで勇気や希望を与える
ウリハッキョで全国大会に出るという夢を叶えるためと同時に、たくさんの同胞たちに力と勇気を与えるためにウリハッキョで全国大会に出るという夢を叶えるために、神戸朝高に進学した。
神戸朝高の3年間、特にキャプテンも務めた最後の1年間は思うような結果が出ず、何回も壁にぶち当たったし、上手くいかないことばっかりで悔しくて、きついことばっかりやった
けど、結果が出てないのにも関わらず、トンムたち、ソンセンニンたち、そして兵庫の同胞たちはいつでもずっと自分たちを応援してくれて、サポートしてくれて、期待してくれていた
期待に応えたい、恩返ししたい
その気持ちしかなかった
けど結果は、全国大会出場どころか、県大会にも進めず、予選敗退。
結果、全国大会に出る夢も、同胞たちに力と勇気を与えるという夢も果たせなかった。
朝高の3年間は、自分の力のなさを痛感したと同時に得るものも多かった
ウリハッキョでサッカーをするということは、常にたくさんの同胞たちの期待を背負っているということ
「なんの為に」「誰の為に」サッカーをするのか
ここが他の日本学校とは明らかに違うところと思う
自分はいま朝鮮大サッカー部でサッカーをしている
朝大でサッカーしてる自分を神戸のたくさんの同胞たちはいつも応援して期待してくれている。
僕はこれからも神戸の同胞たちのたくさんの期待や応援を背負って、今まで自分に関わってくれた人たちに少しでも恩返しする為に必死にがんばります
今はAチームで試合出れてないけど、必ずAチームで活躍している姿を見せられるようにがんばります!
選手紹介
名前:康 尚揮(カン サンフィ)
誕生日:2000.10.06(3年)
学部:外国語学部
出身校:神戸朝鮮高校
ポジション:DF
好きな言葉:今を生きる
好きな選手:酒井高徳
一言:毎日を全力でがんばります!